基本的なルール
緑茶と同様に、紅茶もおいしく入れるためにはルールがあります。
- 新鮮で良質な茶葉を使うこと
- ティーポットを温めておくこと
- 茶葉の分量を量ること
- 沸騰したばかりの熱湯を使うこと
- 茶葉を蒸らすこと
- 新鮮で良質な茶葉
お茶の賞味期限は、一応パッケージに記載されています。一度あけてしまったら、鮮度が落ちるのはなんでも同じ。リーフティーなら最長でも3ヶ月程度、簡易包装のティーバッグなら2ヶ月で飲みきるのが理想のようです。保管の方法には気をつけましょう。
またティーポットを温めておくなどということも、緑茶と同じです。ちょっと面倒といえば面倒ですが、おいしいお茶を飲もう!!と気合が入った時には、ちゃんと温めた方がいいです。このひと手間が大事。
茶葉の分量を計る
茶筒から、適当にパパッと入れることが習慣だった私には、これも面倒な作業。
でも、チープながらもナチュラルキッチンで買ったメジャースプーンがなかなかに可愛いのでお気に入りとなりました。計る習慣がつけば、なんてことはないですね。
沸騰したてのお湯
実は私、グツグツ煮立っているお湯は、ダメなんだと思っていました。
ティファールの電気ポットを使っていますが、これはお湯が沸騰すると自動で止まってくれるので、止まったらすぐに注いでいます。いつまでもグラグラと煮立てていてはいけないそうです。ヤカンで沸かす方は、ぴーっとなったらすぐに火を止めて注いでください。
茶葉を蒸らす間は、”待て”
せっかちなので、いちいち3分なんか計っていられるか(カップラーメンじゃあるまいし)というのが本音でした。計っているとうっかり忘れることもありますしね(で、シブーイお茶になる)。
砂時計もいいですが、何かをしながら待っているとしばしばよく忘れる私は、ピピッとお知らせしてくれるキッチンタイマーのほうがいいなあと最近思っています。
面倒くさがりの私でも、習慣をつけてしまえばなんてことはなくなりました。これでおいしいお茶が飲めるなら、いいかなと思います。
ジャンピングとは?
よく使われる言葉ですが、実は日本独自の紅茶用語です。でも、茶葉の様子を表す言葉としては非常にわかりやすいですよね。
熱湯を注ぐと、茶葉が上下する現象ですが、これがおきるようにいれることがおいしい紅茶の条件の一つ。
ジャンピングは、お湯の中にたっぷりと空気が含まれていると起きやすくなります。ですから、お湯を沸かす時から、気を付ける必要があるわけですね。そして、ポットの形も丸みを帯びたもののほうが良いそうです。なお、ジャンピングが起こりにくい紅茶もあるそうです。絶対条件ではないようなので、念のため。
もちろん、お湯の温度を下げないようにするためにも、ポットは温めておいてくださいね。