アッパーファグー農園
ハイクオリティーな茶葉で急成長
ダージリン北東部の標高450~1060mに位置する農園です。
この地域には大規模な農園はなく、いくつかの小さな農園が点在しています。
この農園の広さもわずかに30㎢ばかりで、生産量も30tと小規模な農園となっています。
ティーバッグなどに用いられる大量消費用の茶葉の生産が主力ですが、クオリティーに関してこだわりをもった茶葉が生産されるようになってきました。
日本では知られていない農園ですが、近年注目される農園の一つと言われています。
リンギア農園
140年以上の歴史を誇る伝統
ダージリン北西部のネパールとの国境近く、標高1300mに位置する農園です。晴れた日には、ヒマラヤ山脈や、高峰カンチェンジュンガの美しい山並みが望めます。
ダージリン地方のゴールデンバレーと呼ばれるる場所に位置するこの農園は、140年以上の歴史を誇るインドでも最も古いエステイトの一つです。
この農園のお茶はおもに、バラの木によく似た中国種からとれます。この地方のほかの茶園で収穫された茶葉では感じられない、バラを思わせるフレイバーが特徴です。豊かな大地を感じさせる独特の趣と、自然の甘みが溶け込んで、紅茶通を魅了してきました。
オーガニック製法を採用し、徹底した管理体制で品質の高い茶葉を作りつづけています。
チャーモン農園
やわらかな甘みと桃のようなやさしい香り
チャーモン農園は、ネパールとの国境に近いダージリン西部のランボンバレーにある茶園です。
「チャーモン」とは、この茶園にすむ鳥に由来するといわれています。茶園の歴史は古く、1880年頃の創業とされ、100年以上の歴史を誇ります。標高は1550~2360mのロケーションに位置し、スイス等の機関の認定も受けているオーガニック農園でもあります。
中国種の茶樹を使用し、熟したフルーツのような甘く優しい香りの紅茶は、人気があります。舌の上をころがる上品な甘さが、高く評価されています。