マイイラームグランセ農園
小さな農家が力をあわせてつくった新しい農園
インドとの国境近くに位置している農園です。豊かな土壌と澄んだ空気に恵まれたこの地域は、もともと小さい個人農家が多いところでした。この農家の人たちと、グランセ農園の経営者、日本の紅茶メーカーのリーフル、ドイツ企業が共同出資して、2003年に紅茶の製造工場を作ります。この地域で採れるハイクオリティーのお茶を、安定供給するために作られた農園です。
また、もともと貧しい地域でしたので、大きな茶園としてまとまることによって経済的な安定を図ることも目的の一つとされました。有機栽培で丁寧に作られた紅茶は、いつも見た目が美しく状態が良いのが特徴です。
グランセ農園
自然な優しさが特徴のニューフェイス
農園の名前、「グランセ」とは石楠花(しゃくなげ)のことです。
石楠花は、ネパールの国花ですが、この農園の茶葉はまさしくフラワリーな甘くやさしい香りが特徴です。有機栽培を採用しており、ドイツなどの認証も受けています。無農薬紅茶ならではの、体にしっくりとなじむような味わいは、一度飲んだら病み付きになるともいわれます。
グランセ農園は、ダンクタ高原の標高2000mというロケーションにあり、ここで採れる茶葉は、ダージリンによく似たデリケートさをもっています。この農園は、生産量よりも、品質を第一に考えるというこだわりの生産方針を持っていることでも、注目を集めています。