モンティベット農園
手作りにこだわる小さな農園
西ベンガル州の街、カーシオンの近くにあるこの農園は、広さ90㎢の小さな農園です。
カーシオンの街は、トレッキングでも有名です。豊かな森谷なだらかな小道をのんびりと歩き回るコースに人気があります。えりすぐりの中国種の若木から摘まれた一芯二葉のすらりとしたシルバーチップが、この農園の紅茶の特徴です。ハンドメイドにこだわった茶葉を作りつづける農園として、注目を集めています。
シーヨク農園
やさしいナチュラルテイストが魅力
インドとネパールの国境に近い、ミリクバレーの標高1100~1800mに位置する農園です。
このあたりはラボンと呼ばれる谷にはさまれた地域で、セリンボン、サングマなどのエステイトもここに集結しています。クオリティーの高い紅茶の産地としても有名な地域です。
シーヨク農園の最大の特徴は、セリンボン農園と同じようにオーガニック及びバイオダイナミック製法と呼ばれる有機栽培を採用していることです。スイスや日本など、国外の認証機関からの認定も受けています。
化学肥料を一切使用しない栽培、製法はとても手間がかかりますが、自然に優しいおいしい紅茶ができあがります。紅茶は、派手さこそありませんが、ナチュラルテイストが感じられる味わい深いものです。
フーシリン農園
独特のオリエンタルフレーバー
ダージリンの街中に近いこの農園は、水はけがよく、寒暖の差が大きい土地なので、おいしい紅茶をつくるのに適しています。日よけのためのシャドーツリーが多くそびえたち、農園全体が森のように見える神秘的な農園でもあります。
ダージリンのウエストバレー、標高950~1800mにあるこのエステイトは、独特のかんきつ類にも似た東洋的な香りと深い味わいをもつ個性的な紅茶を生産します。年間の生産は、わずか14tあまりと少ないのが残念ですね。