タウラ農園
チャイにぴったりのCTC製法
農園の生産期間における平均最高気温は28~32℃ですが、朝晩は涼しく、一日の気温差も10℃以上あるという独特の気候が特徴です。このような気候と、肥沃な大地、ブラマプトラ川がもたらす豊富な水が安定した品質の茶葉を生みだしています。アッサム茶の多くは、CTC製法で作られており、短時間でしっかりと抽出されるのが特徴です。
タウラ農園の紅茶は、香りが刺激的で濃厚なコクを持っています。
特に、オータムナルは水色は濃いものの、比較的あっさりした味わいで渋味もあまり強くはなく、飲みやすい紅茶として人気があります。チャイはもちろん、ほどよい渋みを味わうならアイスティーにもおすすめです。
ダフラティン農園
みずみずしい魅力が人気ブラマプトラ川の両岸に広がる大平原に広がるアッサムは、世界最大級のお茶の産地です。標高は、50~120mと低いのが特徴ですが、このダフラティン農園は、比較的標高の高い場所に位置しています。
この農園のイチオシは、セカンドフラッシュのリーフタイプ。プロも納得するほどの品質で、多くの人々を魅了しています。
この茶園で生産される茶葉は、ほとんどがCTC製法の紅茶で、リーフティーは全体の5%にもなりません。しかし、ゴールデンチップをたくさん含んでおり、アッサムらしい強いコクと甘い香りを余すことなく発揮していると高く評価されています。また一芯二葉らしいフレッシュな魅力があり、やさしく甘い味わいも人気です。
茶園名の由来は、Duflaという部族が、蜂の巣(Ting)を取り払って茶を植えたということに由来しているのだとか。ちょっとほかのアッサムティーとくらべると効果ですが、ぜひ一度は味わいたい逸品です。できるだけゴールデンチップをたくさんふくむものを選ぶようにするとよいでしょう。